Step.01原糸入荷
エジプト綿・米綿(スーピマ綿)・インド綿その他 60/2~120/2 の細番手が中心。
Step.02企画・設計
オーダー規格に合わせ、糸長から、総本数・密度を設計し、チーズ(1本コーン)染色本数を決定する。
Step.03ワインダー
設計の本数に合わせ、染色用ボビンに原糸をソフト捲きする。
Step.04精練・漂白
糸に含まれる油脂、ペクチン質、蛋白質、狭雑物等を繊維内より除去する(精練)
糸に含まれる色素を除去し、淡色のみならず、中濃色の発色性をよくする(漂白)
Step.05染色・酸化・発色
繊維分類と、製品に要求される堅牢度、経済性を考慮し、染料選択。還元によって水溶性になった染料を酸化により、元の水に不溶性の染料形態に戻す。
Step.06ソーピング・オイリング・乾燥
繊維上の未染着染料を除去し、日光、選択等の堅牢度を向上させ、色の安定化を図る。(ソーピング)
精練された糸は粗硬なため、オイリングにより柔軟性・円滑性を付与し、織り・編みに適したものへ加工する(オイリング)
最終仕上げの乾燥を行い、完了
Step.07整経
染色完了後、チーズを設計どおりに、整経機のクリールへ柄立て(糸を立てる)する。
製品生地が、筋っぽくならないように柄立て。
柄立て後→1本1本の糸をつなぎ→揃え→整経スタート。
指定反数取りにて、ビーム作成
Step.08タイイング
織機の綾と新しく整経により出来上がったビームを、繋ぐ。
約10,000本の糸を織機側とビーム側 それぞれ1本ずつ、結ぶ作業。
Step.09製織
いよいよ製織スタート。規格により製織が簡単なもの、難易度の高いもの様々。
あくまで細い糸の為、1本1本の扱いがデリケートであり、製織中の糸切れが最大の注意点となる。糸が細くなればなるほど、密度がきつくなればなるほど、製織の難易度が増し、無地であればあるほど、更に高度なものとなる。それぞれの製品を製織するのに適した織機を選択し、効率よく生産。
Step.10出荷
仕上げ加工(撥水加工他)を施すため、指定の加工場へ出荷
→仕上げ加工後→縫製工場へ
|HOMEに戻る|