サイズが本当にぴったりで、私って日本人なんだなって思いました
サポート行政書士法人 スタッフ 熊野成夏さん 24歳
サポート行政書士法人 秋葉原支社で、お客さまと行政の橋渡しをされている熊野成夏さん。昔から海外に興味があり、タイ、ベトナム、カナダ、ニュージーランドと、学生時代から世界を飛び回っていたそうです。家計簿もきちんとつけるしっかり者の熊野さんが選んだのは、Lady’s トレンチコート。お仕事やモノを選ぶ基準についてインタビューしました!
全員で楽しむことが、いい結果につながってゆく
- 熊野さんの、日々のお仕事内容を教えてください。
- 会社が何か事業をしたいときに、行政とお客さまの間に入って、さまざまな手続きを進めていく業務がメインです。クライアントはホテルや薬局、クリニックが多く、たとえば代表者や店舗の位置が変わったといった際に、区役所や保健所との窓口になって申請書を制作していきます。
- では、おもにオフィスで書類の作成しておられるのでしょうか。
- 書類作成は仕事のほんの一部です。欧州や中国で使われている医療機器を輸入するには、JISの基準に適合していないといけないので、申請書制作はもちろん、基準を満たす試験を行うよう助言します。古民家をホテルに変えたいお客さまには、自治体によって条例がぜんぜん違うので、情報を集めて、物件探しから許可が下りるリフォーム方法までサポートしていきます。
- 多岐に渡るお仕事ですね!
- 行政手続きに関するコンサルティング、といった点ではすべて共通していると思います。プレッシャーを感じることは多々ありますが、お客さまとの距離が近いので、補助金が取れたりホテルがオープンしたり、プロジェクトが形になってお客さまの喜ぶ顔が見れた瞬間が一番うれしいです!
- 仕事の上で、どのような点に気をつけられていますか?
- おばあちゃんみたいですが、心身の健康が第一だと思います(笑)。自分が楽しくないと、やる気もアイデアも湧いてきません。失敗して迷惑かけたらどうしようというマイナス方向のエンジンではなくて、行政担当者もお客さまも、全員がパートナーという意識でポジティブに頑張った方が、いい結果を生みやすいのではないかと思います!
「組織の運営が趣味のようなものでした」
- 人と人の間に入るお仕事なので、苦労されることも多いと思います。
- 開業や製品発売の予定日は決まっているので、手続きが滞るとシビアな状況になってきます。行政の忙しい時期や担当者の上長でないと判断できない案件だと、書類を提出してもなかなか返答が来ないこともあります。急かすのは心苦しいのですが、プロジェクトが止まってしまいますから、何度もお電話したり、直接お願いに行ったりします。
- 行政担当者によって、審査の判断基準も違いますよね。
- そうなんです。担当者によって交渉のアプローチも変わります。また、保健所や消防、医師、設計事務所などさまざまな立場の人が関わるので、自分がハブになってうまく回していかないといけません。
- 人を動かす管理能力が問われそうです。
- 学生時代から、組織の運営が趣味と化していたんです(笑)。アルバイトやゼミはもちろん、国際協力系の学生団体で、何かを広めたり、お金を集めてアフリカ支部へ送ったりしていました。
- すごい趣味ですね(笑)。学生団体はどんな活動だったのでしょうか。
- 内容は国際協力ですけど、やっていることはイベントの企画と運営です。外務省やJICAが共催の「グローバルフェスタJAPAN」というイベントには、うちの団体も毎年参加して、世界各地の食べ物を販売していました。
- 日比谷公園やお台場で開催している、日本最大級の国際協力イベントですよね。
- そうです。まずは何のための出店か目的を定めて、目標売上高を決めて。どんなメニューを一杯いくらで、何個売るか。原価がいくらでどこで調達して、人を集めてシフトを組んで、いくら集まったからNPOのこれに使おう!といった感じでした。
- まるでお店の経営者ですね!
- エスニック料理はもともと大好きだったので、楽しみながら取り組んでいました。秋葉原だと、「バーンチェン」というタイ料理屋さんが現地の雰囲気を味わえていいですよ。従業員も現地の人だし、外の椅子もプラスチック製だったり、バンコクの屋台を思い出します。
- ちょっと小腹がすいたので、帰りに寄ってみます!
財布のヒモが緩むのは、ストーリー性が見えた時
- 服装で気をつけられている点はありますか?
- お客さまや行政の担当者にお会いしますし、上司も毎日スーツですので、軽すぎる格好はしないようにしています。価格は抑えつつもきちんと見えて、着心地が良くて洗濯しやすくい、いい感じのビジネスカジュアル的なところにまとめています。
- けっこう現実主義ですね。
- そうなんです。週単位の支出の上限を決めていて、実際に使った金額を記録して赤字にならないようにしています。買い物をする時は、予算の中で納得できるものを探して、いいなって思ったものだけを買っています。
- 財布のヒモが緩むのはどんな時ですか?
- 学生の時にベトナムへ行って、手工芸品を作る女性たちと生活を共にしたことがあって。デザインや品質はもちろんですが、モノの背景にストーリーが見えるかどうかがポイントかもしれません。EDOCOATもそうですよね。
- トレンチコートを実際に使ってみて、いかがでしょうか?
- デザインがシンプルで馴染みやすいのはもちろんなのですが、日本人体型の私にぴったりで、「私、日本人なんだ」って改めて思いました。節約しがちな私でも買える値段なのに造りもしっかりしていて、150以上の工程が全て国内で行われているのにも驚きました。彼氏のコートも買ってあげたいです!
- そう言っていただけると嬉しいです。EDOCOATと共に、どんな10年を歩みたいですか?
- まだまだ将来設計中なのですが、彼氏が海外に行く可能性があるので、ついていくかもしれません。サポート行政書士法人のフランス支部を立ち上げて、フランス語を学びながら働くっていうのもいいですよね。新しい環境は好きだし割と適合していけるタイプだと思うので、私はっていうよりも、彼氏とかお客さまとか、自分の周りでがんばっている人を応援したいです!
- トレンチコートを羽織って、セーヌ川のほとりを散歩する熊野さんの姿が目に浮かびます。
これからもそのやわらかな雰囲気で、みなさんの明るい未来を照らしていってください!